
雷雲内部の上昇気流と雷雲周辺の下降気流が、同一の電荷を集積し、雷雲の電荷の分離をうむという考え。地表の(+)の電荷は、上昇気流で運ばれ、雲の中心部は(+)過剰になる。一方、(+)に帯電した雲は周辺から(−)の電荷を引き寄せる。雲の周辺に引き寄せられた(−)の電荷は、下降気流によって雲の下面に集まる。
この説は、その後の研究結果、測定結果と一致しないため、雷の発生についての説明としては、完全に退けられた。
しかし、ボンネガットと共同研究者たちが実施した、さまざまな測定や分析は、結果的に雷雲電荷の研究に大きく寄与した。そのため、雷の発生についての、電荷分離機構の説明の中では、いろいろな形で繰り返し言及されることになった。