
雷光になぜ稲の文字?
雷雲が発生すると、雲の中で、稲光が発生し、雲がピカッと光ることがある。稲光とは、雷の放電による電光のことをいい、稲妻ともいう。「稲」という文字が使われるのは、雷の電光が稲を実らせると考えられていたという説がある。日照りの続く夏の夕方、稲光とともに降る夕立は、稲の実りをもたらすともいえます。雷はさまざまな形で、民間信仰と結びつき、迷信や言い伝えに残っている。
科学的な目で見る落雷のプロセス
落雷の電光は、ギザギザ・ジグザグに折れ曲がって、雲から地上に一気に落ちてくるように見える。しかし、実際の稲妻は、雲の下の方から、地上に向かって数十メートル電光が走り、そこで止まる。続いて、その経路を伝って、電光がさらに数十メートル進み、それを繰り返して、地上に向かって電光の道ができていく。そうしてできた道がついに地上に達すると、今度は逆に地上から一気に雲に向かって電光が走る。
これが落雷である。
このプロセスは100分の1秒のような短い時間に起こるので、人の目にはひとつの電光と見え、雲から一気に電光が走るように見える。















