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イワン雷帝

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イワン雷帝(正しくはイワン4世)

1530年8月25日生まれ
1584年3月18日没
在位期間:1533年~1584年
リューク朝モスクワ大公国の君主



殺戮を好んだイワン雷帝

幼いころから動物を虐待し、殺すことに喜びを感じ、即位後は敵対者、反逆者を容赦なく抹殺した。クレムリンの高い塔の上から、犬、猫のような動物を投げ落として殺すことが好きな遊びだったと聞くと、正直、ぞっとするような人物である。

拷問を好んだイワン雷帝

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彼の激しい気性と気まぐれのため、彼に疑われた者は側近でも、その場で処刑された。拷問を好み、できる限る残虐な方法で、多くの人を公開処刑した。 いろいろな拷問の方法を考案し、どのようにすれば処刑されるものが最も苦しむか研究した。人々が悶え苦しむ姿を見ることが喜びであったと思われるような人物であった。彼は疑わしいものを探し出して処刑するために、数千人規模の親衛隊を結成し、密告されたものは拷問によって口を割らせ、殺害した。

都市を抹殺するほどの殺人鬼

殺戮の規模はまるまるひとつの都市を抹殺するほどで、ノヴゴロドという都市の住民の虐殺の際には、わずか数時間で老人も子供も女性も区別なく虐殺し、その遺体はヴォルフ河に無造作に捨てられた。 氷の浮いたヴォルフ河は、何万とう遺体に溢れかえり、ラドカ湖は、流れ着いた遺体で厚い層を成して積み重なったいわれる。 またモスクワの聖ワシーリ聖堂を建設したとき、彼はそのあまりの美しさに感動し、設計者がそれ以上に美しいものをつくらないようにと、彼の目をえぐり出したという伝説も残されている。ただし、これは史実ではないというのが一般的な理解である。

殺されることを恐れた殺人鬼

独裁者の常で、彼は側近にいつも命を狙われているという不安から、疑い深く、また、気性の激しさ、気まぐれさは自分でも抑え切れなかったようである。彼の妻アナスタシア死後、また発作的な怒りで最愛の長男を自ら殺害してしまう悲劇的な事件を通し、彼の異常さは極限にまで達してしまった。 雷帝という呼び名は、彼の粗暴さと気まぐれさなど、雷の恐ろしさと共通するものがある。 雷帝とはよくも名づけたものである。とは言うものの、雷には恐ろしさ、激しさはあっても、彼のような冷酷さ、邪悪さはない。

カテゴリ:雷の名のつくもの , 雷人物伝