中国科学院大気物理研究室は、自然界で発生する雷エネルギーをロケットで回収する技術を開発中ということです。(2008/7発表) 成功すれば、雷の電気エネルギーを収集できるようになると見られています。 この技術は、雷が発生しそうなところへスチールワイヤーのついたロケットを打ち込み、雷を発生させ、ワイヤーで誘導した雷のエネルギーを地上で収集するというのだそうです。 「雷電総合探測ネットワークおよび新たな人工誘雷システムの開発」プロジェクトの一環として開発されています。
研究は雷エネルギー利用が中心ではなく、ロケットによる誘雷・消雷技術のようです。ロケットで落雷を制御して被害を未然に防ぐ一方、そのエネルギーの利用を技術化しようということです。
地球上の雷発生回数は、毎日数百万回以上で、雷によるエネルギー量は、一回だけで100億キロワットに達しており、大型水力発電所の数千倍の発電量に当たるというレベルです。
どの程度勝算がある計画か不明です。以前から、雷のエネルギー利用という話は繰り返されましたが、発生する場所が上空であること、発生が不定期であること、エネルギーの大きさの割りに瞬間的であることなど、困難さが際立っており、具体的な研究レベルには達していませんでした。 今回のニュースが根本的に今までの話のレベルとどこまで違うのか、同じなのか、様子を見ないとわかりません。