
金属を身につけていると危険?
山・ゴルフ場・運動場・海辺などで、雷に遭遇したとき、どんな格好が危険なのか、何を身に着けていると危ないのか知っておきたい。
金歯に落ちるから、笑っちゃいけない?
よく雷は身に着けている金属部分を狙うように落ちるので、金目の物は身につけていてはいけない。持っていたら危ないから、できるだけ取り外さなければいけない、などといわれます。
取り外せない金歯や衣類、とくに下着についている金属はどうにもならないですが、そういう金属はどのぐらい危険なんだろうかと不安に感じます。
「雷が金歯に落ちるから、笑っちゃいけない、口をあけてはいけない」など、いろいろ警告してくれる人がいますが、それは、どの程度本当のことなのか、確認しておきたいですね。
金属が特に危険ということはない
雷が金属に落ちやすいのか、いろいろな実験をした結果、驚いたことに、金属がとくに危険というわけではないことがわかってきました。
では、何が危険なのでしょうか
材質にかかわらず、手に持っている棒状のもののほうが、金属よりも危険だということがわかってきました。
形が問題:材質は問いません。
山であれば、ピッケル。
釣であれば釣竿
ゴルフ場であればゴルフクラブ
運動場であれば野球のバットやテニスのラケット
街中であれば、傘
とがったところに雷は落ちる
体から突き出たような突起部分があると、それが避雷針のように作用します。雷は先の尖ったものが好きだということです。自分自身が大地の中で突き出た突起のようにならないことも重要です。つまり原っぱで立っていてはいけません。できれば少しでも窪んだところでしゃがんだほうが安全ということになります。
つまり、危険なのは「金歯」ではないということです。もちろん、絶対に金歯に落ちないという話ではありません。誤解のないようにお願いいたします。
雷の発生原因にもよりますが、通常は1時間程度で過ぎ去ります。可能なら大きな建物に避難してください。(洞穴やトンネルも安全)
テントはかえって危険です。常に事故から身を守ることを優先しましょう。<./p>
意外に安全なところ
自動車の中は安全です。ただし、自動車の中に避難した場合も、車体の金属から離れること、自動車の構造部分(ボディー)との接触をなくすことに注意してください。自動車に落雷したときは、雷の電流はボディーの表面を伝い、さらにタイヤを伝って地面に抜けます。車体の鉄板部分は雷の電流が流れることについての認識は重要です。雷の電流は車体の表面を流れます。
また、野原のような広く開けたところでは、雷鳴が聞こえるときは、落雷の危険範囲にいることを忘れないでください。
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