
体に電流が流れることを、「感電」といいます。感電のとき、電圧が高いのと電流が大きいのではどちらが危険なのでしょうか。
体に電流が流れると、筋肉が縮んだ状態になります。そのため、感電していながら、その電線や電気器具から手や体を引き離すことができなくなります。これはショックで動きが鈍くなるのではなく、筋肉の自由が利かなくなるためです。
電線を誤ってつかんで、感電したとき、自分で手を離すことができるのは、0.01A以下だそうです。(1991年ダルジールによる実験結果)

人が落雷にあった場合、やけども負いますが、もっと大きな問題は、雷の電気的なショックです。心停止や呼吸停止が原因で死亡することが雷の事故の場合、最大の危険です。人が雷撃を受けると、電気ショックで、泡を吹いて、痙攣を起こし、全身をぴくぴくさせることになります。
電気の測定などで、電圧を測定する場合と、電流を測定する場合では、
電流の測定が危険で、感電・やけどなどの重大な事故も多いです。
中高生が理科の実験をするとき、電流計取扱いは特別な注意深さが必要です。
もちろん、身体の中を電流が流れるためには、電圧が必要です。電圧が低い場合は、人体が抵抗となるため、電流は流れません。