
電力会社は、気象庁と別に、自前で雷レーダーを設置している。送電線の落雷事故に備えたものである。エコー強度、エコー頂高度で雷雲を判別する。
東京電力のサイトではほとんどリアルタイムで落雷の状況を知ることができます。
最近では、東大阪の中小企業が作った人工衛星「まいど1号」が大きな話題になりましたが、この「まいど1号」も、雷雲の観測が目的ということです。雷雲を観測することを目的とする人工衛星は、世界初ということです。
宇宙から雷雲を観測することで、地上からの観測とは違ったデータを得ることができれば、
大きな精度向上につながるのではないでしょうか。
落雷の被害は非常に大きい。発電所や変電所、あるいは送電線への落雷は大規模停電を引き起こす。工場やビルの停電は社会全体が停止するかと思わせるほどである。交通がストップすれば、帰宅の足が奪われる。エレベータが停止、冷蔵庫の温度があがり、家庭生活も停止する。雷による被害は年間数千億といわれるほどである。