欧米のビルや建物の写真を見ると、屋根の上に突き出した避雷針が見えません。
興味をもって、日本のビルの屋上を眺めると、まさに、避雷針だらけです。
どうして、こんなに違うのでしょうか。
欧米では、日本に比べて落雷が少ないのでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
欧米では多くの場合、回転球体法という手法を用いて受雷システムを設計しています。
避雷針ではないのです。
そのため、屋根の上に避雷針が見えないのです。
回転球体法は、避雷針のように、屋根に棒が突き出すことがないため、特に、由緒ある建物などでは、景観を守るという点でも優れています。
もちろん、欧米に避雷針がまったくないということでもありませんが。
ある学者は、「日本は雷保護理論が欧米に比較して30年もおくれており、
フランクリン時代の理論から一歩も進んでいない。」と嘆いておられます。